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先日、新聞を見ていてふと目に付いた記事がありました。
何度も痛い目に遭う人は、脳内の神経伝達物質の「セロトニン」というものが不足していると、 大阪のある研究所内のグループがそのような研究結果をまとめたのだそうです。 借金を重ねる多重債務などの問題行動を解明できる可能性がある・・・ということなのです。 内容を12月16日の米科雑誌の電子版に発表しました。 セロトニンは、「トリプトファン」というアミノ酸などから脳内で作られて、精神的な活動に 欠かせないものだそうです。トリプトファンを含む飲料を男性21人に飲ませて実験が行われた ようです。濃さは「過剰」「通常」「不足」の3つに分けられたようです。 脳内でセロトニンへ変化した後、選んだ図形に応じて報酬が変化するゲームを1人660回実施しま した。図形は8種類で、賞金がもらえるものと罰金を払うものがありました。賞金と罰金のペアごと に示し、賞金はより多く、罰金はより少ないものを選ぶように促しました。 より少ない罰金を選択する問題で、セロトニンが不足している人は正解が3問後(約10秒後)に 示される場合、他の人よりも正解率が低かったのだそうです。 自分の身に何かが起きる・・・事故などではなく、そういった世間でいう「痛い目に遭う」のは 自分の「脳」が原因のひとつだったとは驚きでした。 私達が日頃何気なく行っている行動ひとつひとつでも、ひょっとしたら「脳」に何かがあるのかも しれません。例えば、「人をよく言動で傷つける」「自分にはそのようなつもりはないのに 人に疑われてしまう」「短気」な性格など、自分は意識していないことであっても脳の中ではどの ような働きが起きているのでしょうか。「脳」は、とても重要な部分ですが、人を動かすのにも 休みなく働いている部分なのかもしれません。 『国際ジャーナル』では、各界著名人をインタビュアーに迎え、経営者、ドクターとの対談取材の中から生きざまや経営理念、そして将来への展望について語っていただき、それを再構成して誌面に反映していきます。 国際通信社グループの書籍は、定期購読者その他への直接販売。及び星雲社を通じて全国の書店にて取扱い。全国の一部図書館、病院、ホテルに、最新号を常設しています。 国際通信社 国際ジャーナル PR |
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